3/22(日)、GEG北陸フェスタ#06 in Kanazawaを開催しました。

現地参加のみのイベントだったのにもかかわらず、85名の先生たちに足を運んでいただきました。

正直、ここまで来ていただけるとは思っていなかったので、準備段階では結構ドキドキしていたのですが、蓋を開けてみたら、石川県や富山県だけでなく、いろんな地域の先生たちが集まってくださいました。

あの場の空気感。

あの熱量。 本当に最高でした!!

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■ この日のプログラム構成

セクション1では、GIGAスクール構想の生みの親でもある浅野副知事が登壇。

セクション2では、自分がNotebookLMというGoogleのちょっと変わった生成AIを活用した、
校務を爆速化するための3つの使い方を紹介しました。


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終わった後、たくさんの方から嬉しいメッセージを頂きました!
ありがとうございました🎵
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セクション3では、神奈川から来ていただいた高木先生に「Geminiを授業でどう活用するか」の話をしてもらったり、加賀市からの秋野さんには「ICT、特にクラウドでいかに業務改善するか」ということについて話をしてもらったり。

盛りだくしの内容で、普段いろんなセミナーなどを主催したり、顔を出したりしている自分でも「お腹いっぱい」になるような、濃すぎる1日になりました。

その中で、自分が最も心に残った学びを3つ紹介します。





■ セクション1「GIGAスクール構想の本質は、端末導入ではなく"学びの転換"だ」

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正直、「GIGAスクール構想」と聞くと、多くの先生たちは**「1人1台の端末が配られた」**くらいの認識で止まっていないでしょうか。

でも浅野副知事の話を聞いて、その認識の浅さに気づかされました。


**GIGAスクール構想の本質は、端末ではなく"DX(デジタル・トランスフォーメーション)"**なんです。

そしてそのDXとは、**単なるデジタル化ではなく、「学習者中心への転換」**なんだ。



学習者中心とは、何か。


教師中心 → 学習者中心へ。

つまり、子どもが:

自分の学び方を理解し

自分で学びを設計する

状態になることです。

言い換えれば、**「自分の勝ちパターン・負けパターンを知る」**ということ。

ここでふと、浅野副知事が投げかけた問いが刺さりました。

「なぜ、日本人は子どもの頃は勉強するのに、大人になると学ばなくなるのか。」

その理由は、学び方を知らないから。自分で学びを起こせないから。

だからこそ必要なのが、**「一生学び続ける力」**なんだと。

この言葉を聞いた瞬間、自分の中で何かがパチンと閉じました。

これまでの日本の教育では、どれだけ「わかりやすく教えるか」「いかにみんなで手を繋いで、みんなで"わかる(ゴールする)"」ということが重視されてきたのか。

その結果、子どもたちは確かに**「わかった状態」に到達する。**

でも、自分で学びを起こす方法は学んでいない。

そういう教育の積み重ねが、大人になった時に「学ばない大人」を生み出しているんじゃないか。

だからこそ、今、教育が求めているのは、**「"学び方"を身につけさせる」**ということにシフトしているんだ。

その瞬間、これまでずっと引っかかっていたことが繋がった感覚がありました。

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教科横断(STEAM)の必要性

さらに浅野副知事が話していたのが、**「教科横断(STEAM)の必要性」**です。

現実社会では、教科ごとに分かれていない。

例えば:

農業 → 化学・生物・経済、すべて関係する

エネルギー → 物理・社会・経済、すべて関係する

つまり、「使える知識」は統合されているということです。

ここでも自分は考えさせられました。

社会科のワーキンググループを見ていると、「統合的な知識」と「総合的な発揮」ということがキーワードとしてよく出てくる。

これまで自分は、この「総合的な発揮」を、社会科の複数の知識や考え方をフル動員して思考するという意味合いで捉えていました。

でも今回の話を聞いて、気づいたんです。

教科を跨いだ思考も大事なんだ。


子どもたちが現実社会で直面する問題って、確実に複数の教科の知識が必要になる。

だからこそ、学校の中でも、その経験を積ませることが大事なんだなと。


一言でまとめると

この日、浅野副知事の話から得た最大の学びは、

👉 GIGAスクールの本質は「ICT導入」ではなく、"学びを学習者中心に変える革命"だということ。

端末は、あくまでそのための「ツール」に過ぎない。

その本質を理解していないと、いくら端末が増えても、いくらICTが導入されても、学びは変わらない。

そのことを、改めて認識させられた45分間でした。





■ セクション3「AIを使うこと」ではなく「学びを変えること」が目的

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セクション3で印象的だったのが、神奈川から来ていただいた高木先生の話です。

高木先生の話を聞いていて、個人的に感じたのは、

シンプルに言うと、こういうことです。

👉 「AIを使うこと」ではなく「学びを変えること」が目的


イノベーションの再定義(ここがめちゃくちゃ大事)

高木先生が話していたのが、**「イノベーションの再定義」**です。

これ、本当に刺さりました。


AI導入 → ❌ イノベーションではない

AIで学びが変わる → ⭕ イノベーション

つまり、AIを導入しただけでは、それはまだイノベーションではないということです。


大事なのは、AIによって学びが実際に変わるかどうか。


そしてその核心が、

👉 「自分で学べるようになること」

さらにAIについては、

👉 「学び方を身につけるために使う」

ということなんだと。


ここで自分は、セクション1での浅野副知事の話と、高木先生の話が繋がった気がしました。

結局、何を使うか、ではなくて、

「その道具を通じて、子どもたちの学びがどう変わるか」

ここが全ての出発点なんだなと。


AIも、端末も、クラウドも、すべてはそのための「ツール」に過ぎない。

その本質を見失ったら、どんなに最新の技術を導入しても、形だけの"デジタル化"に終わってしまう。

その危機感を、高木先生の話から感じました。



■ 秋野さんの「当たり前」を疑う視点

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※秋野さん、ごめんなさい💦 秋野さんの話を聞きながらメモをしていたら、秋野さんの登壇シーンの写真を撮り忘れてしまいました💦



最後、時間が押しまくって、ちょっとしか時間がなかった秋野さんの話も、すごく面白かったです。

秋野さんは、職員会議の資料をPDFで共有することについて話をしてくれました。

正直、本校でもPDFで職員会議の資料を共有しているので、ここに関しては「当たり前」になってました。

特になんとも思っていなかったんです。



でも秋野さんの話を聞いて、考え方が変わりました。


PDFにするということは、そこで固定されてしまうから、紙を単にデジタル化しただけ。

デジタルの良さをもっと活かすなら、クラウドデータのままの方が効率的。



Googleドキュメントやスプレッドシートのまま共有するということ。

会議をしながら編集できるし、常に最新情報になる。PDFにする手間もカットできる。

**その考え方はなかったな~**と思って、本当に感心しました。



いつも、秋野さんは「しゃべり場ミライシード」に来てくれる常連さんで、付き合いもそれなりに長いのですが、

今回、秋野さんの教育委員会での仕事の話をちゃんと聞いたのは実は初めてでした。


この人、面白い人やな~って改めて感じた8分間でした。


正直、秋野さんのような現場をよく知る教育委員会の人の視点って、めちゃくちゃ大事だと思います。


なぜなら、秋野さんの話には**「本当に機能するか」という検証がある**から。

理想論じゃなくて、実際に動かしてみて、改善してきた経験がそこにあるんです。



■ この1日を通じて感じたこと

この日、3人の講演者の話を聞いていて、気づいたことがあります。

浅野副知事は「学びの構造」を。

高木先生は「イノベーションの本質」を。

秋野さんは「現場の工夫」を。


それぞれ違う角度から話をしていたのに、全部が同じ方向を向いている。


つまり、「本当に機能する学びの環境をつくること」

その1点に収束しているんです。



子どもたちが、自分で学べる環境。

子どもたちが、学び方を身につけられる環境。

子どもたちが、それを実際に使える環境。

その環境をつくるために、教育は今、学習者中心への転換を求めているんだな思いました。




■ 最後に

このイベントを企画・運営してくださった全ての関係者の皆様、そして何より遠方からお越しいただいた85名の先生たちに、心から感謝申し上げます。

また今後とも「GEG金沢」をよろしくお願いします!!

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