## 年度末に必ずやっている「先生通知表」
私が毎年、年度末に必ずやっているのが**「先生通知表」**です。
これは、
**子どもたちに自分の学級経営や授業づくりについて評価してもらう取り組み**です。
---
## 「子どもが先生を評価する」ことへの抵抗
「先生が子どもを評価する」のは当たり前。
でも、
**「子どもが先生を評価する」ことには抵抗を感じる人が多い**ように思います。
実際、この取り組みには賛否両論あるのも承知しています。
「子どもに教師の評価をさせるなんて…」という否定的な意見もあることは知っていますし、
私の以前の職場にも
> 「昔やっていたけど、やめた」
という先生がいました。
理由を聞くと、
> 「〇〇をやめてほしい」という意見が多く、思っていたのと違った。
とのことでした。
もちろん、**学校の先生の仕事は子ども達からの人気を取ることではありません。**
「教育」である以上、言うべきことは言わないといけないし、
子どもの要求ばかり飲むわけにもいかない。
それは当然です。
でも、この「先生通知表」で**「褒めてもらえなかったから」「ダメ出しされたから」**
という理由でやめてしまうのは、やっぱり少しもったいないな、と感じています。
---
## 大事なのは「目的」
私は、
**「先生通知表」は目的を間違えてはいけない**と思っています。
これは、
**先生が褒めてもらって、先生が嬉しくなるためのものではありません。**
目的は、
**自分自身の実践や学級経営を改善するため。**
研究授業や教育委員会の訪問などで、自分の授業力や学級経営を人に見てもらう機会はありますが、
クラスの子供達は1年間ずっと見続けてきているんですよね。
だからこそ、私はこの取り組みを毎年続けています。
---
## 「先生通知表」をやるときに大事にしていること
この取り組みを行うとき、私が一番大切にしているのは
**子どもたちに目的をきちんと伝えること。**
例えば、こんな話をします。
> 「先生はみんなの良いところはしっかり褒めるし、修正すべき点がある時は指摘するよね?」
そう問いかけると、子どもたちは
「たしかに」
と納得します。
その上で、こう伝えます。
> 「先生は毎年、次の年にもっと良い先生になるためにこれをやっています。
> 【先生通知表】に書いたことで先生が怒ることはないし、
> みんなを嫌いになることも絶対にありません。
> だから、本音を書いてほしいし、誠実に書いてほしい。」
このように伝えると、
子どもたちは**本当に真剣に考えて書いてくれます。**
---
## 実施するタイミング
私の場合は、
**3学期の通知表を子どもに渡す時間**に実施しています。
(金沢市では、3学期の通知表は保護者ではなく、子ども一人一人に渡しています)
順番に呼んで一人一人に渡していくので、その**待ち時間に書いてもらう**ようにしています。
---
## 子どもたちの意見はとても率直
実際にやってみると、子どもたちは本当に率直な意見を書いてくれます。
例えば、
* 「授業で、もっと〇〇の時間を増やしてほしかった」
* 「休み時間にもっと話しかけてほしかった」
など。
でも、目的がきちんと伝わっていると、
> 「全部体育にしてほしい」
みたいな極端なことは、意外と書いてきません。
(高学年だから、というのもあるかもしれませんが)
---
## 一度やってみると面白い
もしかしたら、
「学級経営に自信がなくて怖い…」
「授業の評価をされるのは不安…」
と思う先生もいるかもしれません。
もちろん、中にはマイナスの評価をしてくる子も居るかもしれません。
ただ、大前提として、その評価の全てを受け止める必要もないと思っています。
クラスの子供達は「お客様」ではないし、
場合によっては、その子のために意図して「嫌われ役」になる必要がある場合もあるからです。
でも、その評価の中にも、来年度以降の改善点も見つかるかもしれません。
---
## 使っている「先生通知表」も公開します
私が実際に使っている
**「先生通知表」も公開します。**
ちなみに、
いくつかの項目は**あえて空白**にしています。
子どもたちに
> 「空白の項目は自分で考えて書いてね!」
と伝えると、
**その子らしい視点**で書いてくるので、これがまた面白いです。
Word形式で入れておくので、
**自由にアレンジして使ってみてください✨**
「先生通知表」のWordデータはこちらからダウンロードをお願いします!!





コメント