## ■ そろそろ始まる、卒業式の指導
6年生の担任の先生は、そろそろ
卒業式の指導を本格的に考え始める頃だと思います。
自分は、6年生を担任して卒業式指導をするたびに、
毎回同じことを思います。
**「最初が肝心やな」**と。
最初にどんな空気をつくるかで、
その後の練習の質が決まります。
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## ■ 大人と子どもの“イメージの差”
子どもたちにとっては、人生初の卒業式。
でも、私たち大人は何度も卒業式を経験しています。
厳粛な雰囲気も、
体育館に流れる独特の空気も、
「かっこいい6年生」の姿も、
頭の中にイメージできている。
だからこそ、そのイメージを前提に指導してしまう。
でも子どもたちは、
ここを共有せずに形だけを教えると、
練習は「意味のある時間」ではなく、
ただの「やらされる時間」になります。
先生は焦り、
子どもは疲れ、
空気がどんどん重くなる。
だからこそ、
最初に“意味”を話します。
今回はCanvaでスライドを作りました!
もし良かったら使ってください^^
⭕️卒業式 心得指導用スライド(Canva)
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## ■ ① 卒業式は「覚悟」を固める時間(心のスイッチ)
自分が最初に伝えるのは、
卒業式は単なる行事ではないということです。
これは、
6年間を終え、
次のステージへ進むための節目。
そして、自分はこう話します。
練習を通して、中学生になる覚悟を固めてほしい。
もう小学生ではなくなるという自覚を持ってほしい。
その願いを込めて、
卒業式の指導をしている、と伝えます。
ただ形をそろえるためではない。
一つ一つの動きの中で、
「自分はもう次のステージに進むんだ」という気持ちをつくってほしい。
そして、特に意識してほしいのが、
**姿勢・返事・歩き方**
この3つです。
この3つに、
自分たちの心がそのまま表れる。
姿勢が崩れているときは、心も緩んでいる。
返事が小さいときは、覚悟もまだ曖昧。
歩き方が雑なときは、気持ちも整っていない。
逆に言えば、
姿勢を正し、
はっきり返事をし、
堂々と歩くことができたとき、
それは
「中学生になる覚悟」が形になって表れているということ。
形を整えるのは、心を整えるため。
その意味が伝わると、
練習の空気は明らかに変わります。
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## ■ ② 態度の力 ~ 姿そのものがメッセージになる ~
次に話すのは、態度の力です。
卒業式には呼びかけも歌もあります。
でも、それ以上に大切なのは、
君たちの姿そのものと伝えます。
「言葉以上に、君たちの姿そのものがメッセージになる。」
何も話していない時間こそ、
実は一番見られている。
背筋を伸ばして座っている姿。
名前を呼ばれたときの返事。
証書を受け取り、向きを変える一瞬の所作。
その一つ一つが、
後輩にとっては
「こんな6年生になりたい」という憧れになり、
保護者にとっては
「ここまで育ったんだ」という安心になる。
卒業式は、
言葉で語る場であると同時に、
姿で語る場でもある。
その意識があるかどうかで、
同じ動きでも質が変わります。
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## ■ ③ 6年間の集大成。自分たちで「最高の卒業式」を創ろう
そして、最後に伝えるのがこれです。
卒業式は、6年間の集大成。
でも、「用意された式に参加する」のではない。
自分たちで、最高の卒業式を創る。その当事者なんやと話します。
先生に言われたから動くのではない。
怒られないために姿勢を正すのでもない。
自分たちの6年間を、
自分たちの手で締めくくる。
どうせやるなら、
「今年の6年生、すごかったな」と
言われる式にしよう。
そのために、
一人一人が主役であり、一人一人が責任者。
そう伝えると、
子どもたちの目の色が変わります。
卒業式は「やらされる行事」ではなく、
「自分たちで創る舞台」になる。
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## ■ 卒業式は、最後の授業
卒業式は、6年間の締めくくり。
そして、担任としての最後の授業です。
最初にどんな言葉をかけるかで、
練習の質も、当日の空気も変わります。
形だけを整える指導ではなく、
覚悟をつくる指導を。
今年もその思いを胸に、卒業式指導をやっていこうと思ってます。
ここから先の指導計画も公開しました!みなさんの指導の参考にして頂けたらと思います。
👉https://shakainomado.blog.jp/archives/45815441.html






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