📢 先生としての1年間、子どもたちの目線からも振り返ってみませんか?


私が毎年、年度末に必ずやっているのが**「先生通知表」

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これは、子どもたちに自分の学級経営や授業づくりについて評価してもらうという取り組みです。

 

 

「先生が子どもを評価する」のは当たり前なのに、「子どもが先生を評価する」ことには抵抗を感じる人が多いように思います。

 

実際、これには賛否両論あります。

 

**「子どもに教師の評価をさせるなんて」という否定的な意見もあることは知っていますし、
私の職場にも「昔やっていたけど、やめた」という先生がいます。
理由を聞くと、「〇〇をやめてほしい」という意見が多く、それに疲れてしまったとのことでした。

もちろん、学校の先生の仕事は「子ども達からの人気を取る」ということではないので、

言うべきことは言わなくてはいけない。子どもの要求ばかり飲んではいられない。

 

でも、「褒めてもらえなかったから」「ダメ出しされたから」という理由でやめてしまうのは、もったいないなと感じています。

 

 

 

私は**「先生通知表」をやる目的を間違えてはいけないと思っています。


「褒めてもらうためのもの」ではなく、「自分自身の実践や学級経営を改善するためのもの」

だからこそ、私はこの取り組みを続けています。



💡 「先生通知表」はどうやって実施する?


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私は、この取り組みを行う際、子どもたちに明確な目的を伝えることを大切にしています。

「先生はみんなの良いところはしっかり褒めるし、もっと伸ばした方がいいところは指摘するよね?」

そう問いかけると、子どもたちも「そうか、先生を評価するってそういうことなんだ」と納得してくれます。
「先生も来年度、より良くなるためにやっていることだから、【先生通知表】に書いたことで先生が怒ることはないし、みんなを嫌いになることも絶対にない。だから、本音を書いてほしい。」
そう伝えると、子どもたちは本当に真剣に考えてくれます。

 

 

私の場合は3学期の通知表は保護者ではなく、子ども一人一人に渡すのですが、その待ち時間にやってもらうようにしています。

 

 

実際にやってみると、

子どもたちはとても率直な意見を書いてくれます。
「授業で、もっと◯◯の時間を増やしてほしかった」「休み時間にもっと話しかけてほしかった」など。

 

ちゃんと目的が伝わっていると、「全部体育にしてくれたらいいのに。」みたいな、非現実的なことって、子ども達も書いてきません。(高学年だからかな?)

「学級経営の自信がなくて(授業の自信がなくて)、やるのが怖い…」という先生も居るかもしれませんが、騙されたと思って、一度やってみて下さい!

 

自分では気づかなかったことがたくさん見えてくるので面白いですよ!

 

 

私が使っている「先生通知表」を公開しますね。

空白の項目は、あえて空白のまま子どもたちに配って、「自分で項目を考えてね!」と言うと、その子らしい視点で書いてくるので、なお面白いですよ♪✨

Wordの形で入れておくので、自分の好きなようにアレンジして使ってみて下さい


  ダウンロードはコチラから ⇒ 【先生通知表(word)】

 

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