職員会議の議件って、事前に読んでる?
「自分、たのけんさんみたいに職員会議とかで、ズバッと意見や質問をすることができないんですよね…。意見を聞いて『たしかに!』と思うばっかりで…」
これ、この前の忘年会で後輩の先生と話題になったことの1つです。
たしかに私自身は、職員会議などで気になったことは質問したり、
段取りや役割分担などで整合性が取れていないところは指摘して、改善案を提案したりするように心がけています。
私と同じ職場で働いたことがある先生は、「そうそう、たのけんはそんな感じ!」って思ってくださるのではないかと思います。
でも、これはただ単に「心がけている」だけではありません。
「心がける」ということは「準備をする」ということ。
自分の場合は職員会議の前に、必ず議件に目を通して、
整合性が取れていない点や不明瞭な点を、
ある程度ピックアップしてから職員会議に臨むようにしています。
こんな話をすると、「忙しくて事前に目を通す時間がない…」という話が出てきます。
この前もそんな話になったのですが、
いつも、私は「忙しいからこそ、事前に目を通すことが重要なんやで!」って話をします。
職員会議で決まったことが、次の1か月の動き方が決まるんですよね。
つまり、職員会議でもし整合性の取れていない議件が通っちゃうと、その提案に振り回されることになりますよね。だから、より忙しくなり、また次の職員会議でも同じことが繰り返される…という悪循環に。
でも逆に、もっと効率的な提案に改善出来ると、働き方も改善でき、また次の職員会議でも改善され…という好循環に入ることができるんです。
うちの職場では、残念なことに「事前に読んで会議に臨む」という文化がほぼありません。
だからと言って、全員に向かって「事前に読んでくること!」と言うのは、色々角が立つので、
飲み会の席とか、雑談の中とかで、
「事前準備の大切さ」の布教活動を細々としているところです。(笑)
P.S.
最近読んだ、「ロジカルメモ」の本にも、
「(打ち合わせの前に)すでに一度、しっかり考えているからこそ、相手が言っていることも即座に理解し、自分の言葉でまとめて投げ返し、考えを共有したり、認識の違いをその場で修正したりしています。」と書かれていて、「わかる~~!!!」って妙に共感しちゃいました(笑)
ロジカルメモ 想像以上の結果をだし、未来を変えるメモの取り方 [ 村本篤信 ]
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