授業と授業の間の休み時間や給食準備中、朝の時間など、
スキマというスキマに担任は宿題チェックに追われますよね。

 

 

漢字ノートなどはミスがないかをチェックして…

計算ノートもミスがないかどうかをチェックして…

日記を課しているクラスには、返事を書いたりしている先生もいますよね。

 

 

 

その「宿題チェック」を
少しでも“楽に”そして“確実に”できないかと考えた結果、

たどり着いた答えがありました。

 

 

 

それは、「バーコードシステムの導入」です!!!

 

 

 

 

Amazonで売っていた、このバーコードリーダーを見つけて、






一人一人の漢字ノートや計算ノート、自学ノートなどに、

それぞれのバーコードを割り当てれば、

バーコードリーダーで読み取れば誰が何を出したのか

もしくは誰が宿題クリアしたのかということを

簡単に管理できるようになるのではないかと考えたのがキッカケです。

 

 

 

 

そして、エクセルを使って作りました!

ダウンロードは「コチラ」です。
「バーコードチェッカー(エクセルファイル)」(ダウンロード可能)

(右クリックで「対象をファイルに保存」で保存できます)

 

 

やってみた結果…

めっちゃ楽です!!

「ピッピッピッピッ…」と一瞬でチェックが済みます。

 

 

また、これを別の用途でも活用もしているのですが、これも上々です^^

※このページの最後の方にP.S.として紹介しています。

 

 

 






 

 

 

使い方(準備編)

0.下準備として、バーコード用の特殊なフォントを使うので、これをダウンロードして、フォントをインストールしてください。

⇒「TAKA_JANTT

※右クリックで「対象をファイルに保存」でダウンロードできます。

 

 

1.児童名を設定(「児童名設定用」のタブをクリックして黄色の部分に名簿を貼り付け1


2.「印刷用バーコード」のタブをクリックして、黄色の部分に項目を記入して、A4で印刷
2


3.バーコードを子どもたちに配布して、ノートなどに貼らせるIMG_20200618_224150


※このときに「ノートのバーコードを隠すようにのりで貼りなさい」と指示すると、間違ってノートのバーコードを読み取るミスがなくなったり、バーコードの位置が揃ってスキャンしやすくなったりするので良いです。

 

 

 

使い方(実践編)

1.「スタートページ」を開いて「宿題提出開始」ボタンを押す

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2.スキャナーを使ってピッピッしていく。

IMG_20200618_224107

 




※以下の画像のように、スキャンしたのにうまく反映されないという不具合(エラー)が起こるときがあります。原因と対処法は以下の2パターンです。

①「全角」になっていることが原因。「半角」にしてもう一度試してみてください。

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②「Iの列(黄色の列)」以外のセルが選択されている。黄色の列のセルを選択してもう一度試してみてください。

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3.スキャンが完了したら、「蓄積データへ(先生専用画面)」をクリック

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(毎日の記録が蓄積されていきます。)


 

パスワードが要求されると思うので、「tanoken」と入力する。

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※パソコンの仕様によっては、「****」の表示ではなく、
以下の画像のように文字が表示される場合もあります。(問題ありません)

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すると、画面が最初に戻ります。あとは、「OK」と「×」を押してください

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蓄積したものは「蓄積データ」というタブに保存されています。

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もちろん、次の日に同じ動作を行うと、「蓄積データ」にはこのように記録が追加されます。

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そして、このページを印刷すると、このようなものが出てきます。

上段が、各提出物の提出回数。下段が提出率です。(緑が100%、赤が50%以下)

通知表渡しなどのときに保護者に提供(提示)したりする資料として活用できるかと思います。

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実際、使ってみた感想

私は、とりあえず無線でも有線でも、どちらでも使えるタイプのバーコードリーダー(バーコードスキャナ)を購入しました。






そして、ほこりをかぶってパソコンルームの片隅に放置されていた
Windouws7のノートパソコンを教室に常備させてもらい、
有線(USB)でつないで使っています。
(エクセルで作ったメリットとして、エクセルが入っているパソコンなら何でも使えるっていう良さが光った瞬間です^^)
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理由としては、無線でも全然安定して使えるのですが、
バッテリーが弱まってくると急に読み取れなくなる(飛ばせなくなる?)ようで、
若干充電を気にしながら使うのが煩わしくなり、
結局有線で使っているんです。




だから、基本的にこのような使い方をする場合は無線タイプではなく、
少し安い有線専用機でも大丈夫かもしれません。


ただ、この無線タイプには数万件までメモリができる機能が付いていて、
バーコードリーダーに一時的に記憶させて、
後でパソコンなどの端末に一気に送信するという機能もあるので、
教室にパソコンを常備することができないような場合は無線タイプがおすすめかもしれません。

 

このほかのバーコードリーダーでも問題なく使用することはできるとは思うのですが、

この説明書にもあるように、

バーコードの書式や種類と、バーコードリーダーとの相性によって
読み取りやすさが異なってくるようで、
そこらへんは気を付けないといけないかなと思います。

※この機種は妻も教員をしていて、妻も同じものを買って問題なく機能しているので、
 この機種と私のバーコードシステムの相性の良さは検証済みです^^

 



 

1.8mの耐衝撃タイプというのも、意外と嬉しい性能ですよね^^

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改良点などがあれば、いろいろ教えていただけたら改善していこうと思うので、色々ご意見をいただけたらと思います。

 

 

 

 

P.S.

私はこれを宿題チェックだけでなく、漢字小テストの進捗状況管理にも使っています。
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「漢字ノート」や「連絡帳」などの部分を
「4まで」とか「8まで」とかにして、バーコードを出し、
漢字小テストの冊子の裏に貼らせて、
進むごとにバーコードを通すようにしています。
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すると、オレンジの表にはそれぞれの進捗状況が〇で表示されていて、
青いところには通過人数が表示されているので、意外と分かりやすくて重宝しています。

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また、夏休みなどの長期休暇の課題回収での使い方についての記事もあるので、併せてご覧いただくと嬉しいです。