1.

・お墓参りをしたこと、ある?

・ろうそくを立てようと思うんだけど、どうしたらいいと思う?

  →ろうを垂らせば良い

     →今回は粘土で土台を作り、そこにめり込ませる形で固定することを確かめる

・強い風が吹いてきた!でも、ろうそくを燃やし続けたい。どうしたらいい?

  →カバーをすれば良いんじゃないかな

・ビーカーと粘土を持ってこさせる(理科係)

●ビーカーをかぶせても、燃え続けると思う?

  わからんな~・・・

     ↓

<ビーカーの中でロウソクを閉じ込めたとき、ロウソクは燃え続けることができるだろうか>

 

・予想

  すぐ消える

 

  しばらくしてから消える

 

    消えない

 

・実験 ※結果をノートと黒板に書かせる(各班)

   (必要な道具:マッチ、粘土、ビーカー、ストップウォッチ)
   [実験結果記入用紙(板書用)]

 

 ・考察

考察の仕方

 

 ・交流

話形:結果ということから予想・予想・他の班と比較してこうだと考える。

 

 

 ・まとめ

    燃え続けることはできない。(しばらくは燃え続ける)

 

 

 

2.

<どうしたら、ビーカーの中でロウソクを燃やし続けることができるのかな?>

・予想

   空気が通るようにしたらいいんじゃない?

 どこを開ける?どれぐらい開ける?

   上中下、少し、半分、全部

 

・実験 ※実験方法と結果を黒板とノートに書かせる

 

・考察

     自分の予想について

     他の班の結果を見て

     課題に対して

 

・交流

話形:結果ということから予想・予想・他の班と比較してこうだと考える。

 

A班とB班は、どちらも空気が通るように隙間を空けたようだけど、結果が違う。どうしてこんなことがおこったんだと思う?

   上下に開けることが大切なんだということを理解させる。

 

・まとめ

   上もしくは上下を開けて、空気の通り道を作ればよいことがわかる。

 

 

 

3.

<ロウソクの火を消した犯人は?>

 ・予想

  煙かな?

  二酸化炭素かな?

  空気がなくなったんじゃないかな?

 

 ・実験方法を考える

   煙を充満させよう!

   二酸化炭素があるかどうかを調べる方法(石灰水)

   二酸化炭素を充満させてから実験したらいいんじゃないかな

 

 ・実験 ※各班、ノートに記録し、黒板には書かない。

(必要な道具:ビーカー、粘土、線香、マッチ、石灰水、二酸化炭素ボンベ、ストップウォッチ)

   線香で充満させて燃やす

   石灰水で比較する

   二酸化炭素ボンベで二酸化炭素を充満させてから燃やしてみる

 

 ・考察

     自分の予想について

     他の班の結果を見て(今回は不可)

     課題に対して

 

 ・交流

話形:結果ということから予想・予想・他の班と比較してこうだと考える。

 

 ・まとめ

   煙ではなく、二酸化炭素だったということがわかる。

 

 

 

4.

・空気の構成表を提示

・火を消すはたらきのある気体があるということは、火を燃やすはたらきのある気体があるはず。

<物を燃やすはたらきのある気体って、何だろう?>

・予想

  窒素じゃないかな。たくさんあるみたいだし。

  酸素じゃないかな。窒素がもやす働きがあったら、燃えすぎてしまう気がする。

 

・実験 ※ノートと黒板に結果を書かせる

 (必要な道具:ビーカー、窒素缶、酸素缶、(二酸化炭素缶)、ろうそく、ストップウォッチ)

  酸素を充満させたビーカーで燃やす

  窒素を充満させたビーカーで燃やす

 

・考察

     自分の予想について

     他の班の結果を見て(今回は不可)

     課題に対して

 

 ・交流

話形:結果ということから予想・予想・他の班と比較してこうだと考える。

 

 ・まとめ

   酸素がものを燃やす働きがあるんだということがわかる。

 

 

5.

 ・集気びんの中でロウソクを燃やし、その後、もういちど火をつけたロウソクを入れるとすぐに消えるという実験を教師がして見せる。

 

 <どうして二回目に入れたときはすぐ火が消えるのかな?>

 ・予想

   ものが燃えたら二酸化炭素になるんじゃないかな

 

 ・実験(石灰水を使った実験を説明して実施する)

 

・考察

     自分の予想について

     他の班の結果を見て(今回は不可)

     課題に対して

 

 ・交流

話形:結果ということから予想・予想・他の班と比較してこうだと考える。

 

 ・まとめ

    燃えた後には集気瓶の中には二酸化炭素が増えたということがわかった。

    でも、酸素がどうなっているのか・・・

    そして、二酸化炭素がどれだけ増えたのかがわからない・・・

 

 


6.<二酸化炭素はどれだけ増えるのだろう?>

 ・予想(ものを燃やす働きが酸素だということや、空気中の気体の体積の割合の学習を生かせていたらほめる!)

   酸素が全部なくなって、その分二酸化炭素になるんじゃないかな

   ちょっとしか増えないんじゃないかな

 

 ・実験方法の確認

 ・前時よりももっと詳しい実験をすることを紹介し、「気体検知管」を紹介

 ・教科書p201「気体検知管の使い方」を用いて、使い方の確認

     ※ 3「そのまま決められた時間まで待つ」=1分間

     ※ 酸素管は1本500円程度する・・・絶対しくじらんように!!

 

 ・デモンストレーションとして、教師が「燃やす前」の酸素と二酸化炭素を検知管で測って見せる。(数値は子どもたちに読ませる)

 

 ・実験(「燃やした後」のみを計測させる)
  [機体検知管 実験結果(板書用)]、[機体検知管 実験結果(ノート用)]

 

・考察

     自分の予想について

     他の班の結果を見て(今回は不可)

     課題に対して

 

 ・交流

話形:結果ということから予想・予想・他の班と比較してこうだと考える。

 

 ・まとめ

   ものが燃えると、空気中の酸素の“一部”が使われて、二酸化炭素ができる。

   (酸素をすべて使うわけではないということに注意)