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これまで宿題をバーコードで管理する「宿題チェックバーコードシステム」Excelベースで作ってきたのを、
昨年度、初めてGoogleスプレッドシートで作って公開したところ、

本当にたくさんの方から「良いものを作ってくれた!」とメッセージを頂きました!
ありがとうございました!

 

 

先日、Excelバージョンの第5弾を公開し、こちらも好評を得ているのですが、







スプレッドシート版もバージョンアップ!ということで、
今回、待望のスプレッドシート第2弾を公開させていただきます!

 


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Excelバージョンと比べると、
スプレッドシート版はまだまだ限定的な機能しかありませんが、

今回実装したのはExcelバージョンでも評判が良かった「蓄積機能」です。

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ただし、この「蓄積データ」のタブは見てもらったらわかると思うのですが、
罫線も幅調整も入れていません。

というのも、罫線を入れたり幅を調整したり…というプログラムを入れてみたのですが、

「バーコードスキャンデータ」のタブではちゃんと機能して動いてくれるのですが、

なぜかこの「蓄積データ」のタブのみ、エラーになってしまうんです。

 

色々調整してみたのですが、結局そのエラーを解決することができず、

あくまでも「蓄積」なので、普段から日常的に見るような画面でもないので…と自分に言い聞かせながら諦めちゃいました。

次回のバージョンアップでは解決しているかもしれないので、お楽しみください!

※ただ、そこまで重要なポイントではないので、後回しにする可能性が高いです。

 

 

 

でも、このスプレッドシートver.の蓄積プログラムは見かけこそシンプルですが、

Excelバージョンよりも優秀なところもあります!

 

 

 

それは、GIGAスクール構想で入ってきたChromeブックなどのタブレット端末で使えること!
だから、新たにパソコンを用意しなくてもいいというところです。
つまり、導入費用がかかりません!
※バーコードリーダーがない方は、それは必要ですが…

 
以下のバーコードリーダーなら、
GIGAスクール構想で入ってきたChromeブックの端末でも
ちゃんと使えることが確認済みです^^

 









 参考記事:2つのバーコードリーダーの比較
 



 

 

また、スプレッドシートのタイマー機能も秀逸です!

毎晩、深夜3時~4時の間にこのスプレッドシートが自動的にその日の記録を蓄積に回してくれるようにしてあります。

※作動する時刻は、上の時間とは違う時間帯に設定することもできます。

 

 

そして、複数の端末でのアクセス可能
というのも、なかなか良いポイントです♪

教室では、GIGAスクール構想で配備されたChromeブックでバーコードピッピして、

職員室のパソコンでも宿題提出状況を確認できてたりするのは魅力ですよね。

朝、学校に来て、子どもたちの提出状況を職員室に居ながらリアルタイムで確認できるんですよ!






こんな感じの【スプレッドシート版 宿題チェックバーコードシステムver.2】ですが、 

もし良かったら使ってみてください。


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スプレッドシート版では、バーコードを印刷することができないので、PDFを出しておきますね。

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もちろん、Excelとバーコードは共用なので、
Excelでバーコードを印刷すれば、氏名+課題の名前付きのバーコードを出すことができます

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【スプレッドシート版 宿題チェックバーコードシステム 作成方法】


①学校で使う教育委員会から渡されたアカウントで新しいスプレッドシートを作成

  ※単純にスプレッドシートを作るだけで、タイトルなどもそのままで大丈夫です。

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「拡張機能」Apps Scriptをクリック

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③すでに3行分のコードが書かれていますが、全て消してください。

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ダウンロードした中のtanoken_system_app_scriptWord文書)」を起動して、その文章を最初から最後までを全てコピー

CtrlAを押すと、全て選択してくれます。それをコピーしてください。

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⑤先ほど全て削除したApps script」に貼り付けて、保存ボタンを押します。

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「実行」をクリック

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⑦ここがちょっと待ち時間があります

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⑧少し待つと、こんな画面が出てくるのですが、「権限を確認」を押してください。

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アカウントを選択

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⑩下のスクロールして、「許可」をクリック

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⑪そうすると、プログラミングが起動するので、少し待ってください。一生懸命作ってくれます。

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これでとりあえず、形だけは完成です。




「バーコードスキャンデータ」のタブを押してみてください。

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もし、画面に入り切っていない場合はここの表示倍率で調節してください。
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次にタイマーをセットします。

「拡張機能」Apps scriptをクリック。

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②左側のバーの中の時計アイコン(トリガー)をクリック

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③右下の「トリガーを追加」をクリック。

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tanoken_system_cleanupを選択して、「時間主導型」に変更してください。

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⑤下にスクロールして、「日付ベースタイマー」にして、実行する時刻帯を選択⇒「保存」。「午前3時台」の様に真夜中にしておくのをオススメします。

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これで、毎日自動的に蓄積・リセットしてくれるようになりました。

 

 

 

 

 

次は、バーコードリーダー読み取り準備を、毎回システムを起動したときに自動的にするようにします。

 

 

⑥また、右下の「トリガーを追加」をクリック

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tanoken_system_openingeventを選択して、

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⑧下にスクロールして、「起動時」を選択⇒「保存」

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これで、システムの全自動化のセッティングが完了しました。

 

 

 

 

あとは、児童の名前「児童名簿」のタブ入力して、

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「バーコード」のタブ一番上の行に、宿題別のタイトルを入れれば準備完了

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あとは、バーコードリーダーで、バーコードをピッピしていくだけで、宿題チェックの仕事が完了します!!

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来年度のスタートに向けて、試してみてください^^

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私が使っていて、動作確認ができているという意味でオススメするのは、この機種です。