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0.導入前:夕食に使われた食材とその産地をメモしてくる。[夕食のふるさと調べ(ワークシート)]

   ※加工品(カレー粉、かまぼこなど)ではなく、食材のみピックアップさせる

   ※この単元に入る前の週の金曜日に「土日の宿題」として出すと良いと思います。

 

 

1.<自分たちが普段食べている物はどこから来ているのだろう?>

 ・[夕食のふるさと調べ]でわかった食料の生産地をムーブノートの白地図([日本地図タブ][世界地図タブ]を用意しておく)に書き込み、それぞれの産地を共有する。(米用、野菜用、畜産物用に分けておく)※作業時間5分程度
1


 ・スタンプ集計を実施(「外国産」のタブ「国産」のタブ)

 ・あくまでも「日本」についての学習をするので、「国産」だけを扱うことを確認。

 ●(「国産」のタブのスタンプ集計を表示した状態で)この結果からどんなことがわかりますか?

       オクリンクのカードにまとめる(一つだけでもOK提出ボックスに提出(4分)

       提出ボックスを見て、共通点や相違点・反論を考える(4分)

       交流(共通点質問・反論)

 ※この交流の仕方の詳細はコチラの記事をご覧ください


   米:石川県や東北地方が多いな。(北陸や東北が米作りがさかんなのかな)

   野菜:色々なところから来ているぞ。

   畜産(肉):九州とか北海道が多いな。

   畜産(魚):北陸が多いな。

        ⇒以下の2点がわかればOK

・石川県に住んでいる自分たちは日本各地のものを食べているということ

作物によって生産している地域の偏りがあるということ

 

 でも、これはあくまでもこの地区に住んでいる自分たちが食べた夕食の食材の産地。“日本に住む人全体”の食料の産地って、自分たちが食べているものの産地と同じような偏り方だと思う?

    いや、多分違うと思う。

                 ↓

日本の食料の産地の広がり方にはどんな特徴があるのかな?>(次の時間の課題)

            ※ここで「産地の広がり」という言い方を押さえるといいと思います。

※本当はこれが庄内平野と漁業などをくくる大単元の大課題なのですが、夏休みを挟むので、単元後に改めて考えることはしません。

 

[余った時間で次の時間のための準備宿題]

  ※時間がなければ、次の時間の最初や実態によっては朝読書の時間などを使ったり帯タイムを使うのもありだと思います。

もっと正確に“日本全体の”食料生産の様子(生産地や生産量)を知るためには何を使えば良い?

   地図帳の統計資料

 ・調べる:地図帳の統計で、どこらへんが多いのかを調べさせる。(トップ5県ぐらい)

→ワークシート:[日本地図のみ]に書き込ませる。

 

野菜

畜産物

水産物

1

北海道

北海道

北海道

北海道

2

新潟

茨城

鹿児島

宮城

3

秋田

千葉

宮崎

長崎

4

茨城

愛知

岩手

青森

5

山形

熊本

茨城

三重

 


2.<日本の食料の産地の広がり方にはどんな特徴があるのかな?>

 ・考える(オクリンク提出ボックス[4分]

(「広がり方」+なぜそういう傾向にあるのかということをセットで考えさせると良いです。)

※このときは「米」は「米」、「野菜」は「野菜」で別々に考えるように指示。全体的に考えさせてしまうと、単純に「北海道すげー!」というような方向になって「北海道」に意識がいっちゃうので…

 ・提出ボックスを見て共通点・疑問・反論をノートにまとめる[4分]

 ・交流

   米:東北地方が多い

寒い地方(北日本)が日本のお米は育ちやすいのではないかな

 次の単元の布石となるので確実に抑える

   野菜:北海道、関東が多い

      ⇒土地が広い北海道。人がたくさん居る東京(大消費地)から近い関東

   畜産物(肉):北海道や九州が多い

      ⇒牧場を経営するためには土地の広さが必要

   水産物(魚):これは特徴がつかみにくいかと思います。

※ただし2位は宮城だということをとにかく印象付けておいてください。水産業の1時間目のための布石となります。

 ・検証:なぜそのような傾向があるのかということを教科書で確かめる。

   野菜:大消費地(都会)の近いところでおおく生産してる。。

   畜産(肉):広い土地(地形)が必要だから土地の広い北海道や九州でさかん。

   畜産(魚):(魚は種類が多く、漁場もそれぞれ違うので“全体”となると色々混ざるから特徴がなくなる)

↑このことは教師側から教えるしかないかと思います。

 

 まとめ:農産物や畜産物は、地形気候だけではなく、大消費地からの距離など、立地条件も大事なんだな。

※水産業の学習の際の既習となるので確実に押さえる

※“地形”と“気候”は全単元までで学習済み。“立地条件”という考え方は教師から教えてあげて下さい。

 

  ⇒“日本の食料生産”の概要はわかった。これからは「日本の食」についてもっと具体的に学習していく。

まずは日本人の主食、米作りについて学習をしていこう!次の単元への意欲に繋げる!



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