●いつの写真なのかを考えながら見てね。(絶対に声は出さないで!)
・[沖縄の4月]、[北海道の4月]、[石川の4月]を順に提示
・冬:雪 春:桜 夏:海
・日本はこのように四季があるというのが特徴。(ちなみに、四季がない国もある。(シンガポール))
・正解発表。「全て4月です。もちろん全て日本です。」
・それぞれ、どこの4月の写真だと思うか考えさせる。
(北海道・石川・沖縄から選んで、そのわけも)
・まとめ:日本の気候の特徴は、「四季」があるということ。そして、同じ時期でも地域ごとにとても大きな気候の差がある。
・次時へつなげる(次の時間では間に合わないと思うので、配ってしまって宿題にさせると良いと思います)
気温・降水量グラフの見方の確認
[気温・降水量仲間分け]のワークシートを配布し、気づいたことを書かせる。
(↑※おそらく、この作業がかなり時間かかると考えられます。いつも20分ぐらいかかります。)
2.<日本の気候には地域ごとにどのような違いがあるのかな?>
・気づいたことを交流する
⇒ オクリンクの提出ボックスで共有
⇒ 共通点(グルーピング)・疑問点をノートにピックアップ
(オクリンク活用の詳細はコチラの記事をご覧ください)
(気温と雨量を意識して区別しながら板書する)

●結局、日本の気候はどんな特色があると言えば良いかな?
気温:南が暖かい、北が寒い
雨量:日本海側は冬に降水量が多くて、太平洋側は夏に雨が多い地域だ。(太平洋側気候・日本海側気候)
・今日は気温から考える。(降水量は次の時間に)
①どうして日本は地方によってこれだけの違いが発生するの?
「南北に」細長い国だから。(※実は日本は世界でも6番目に長い国)
②なぜ南の気温が高くて、北の気温が低いの?
赤道に近い方が暑くて、極地に近い方が寒いから。
(ということは、NZなどの南半球の国はどうだと思う? ※北が暑くて南が寒い)
・検証([パワポ]で検証)
①「南北の長さ」が気候の差を生むのかどうか…
※東西の距離がかなりあるが、ほぼ同じ。=「南北の長さ」が正しかった。
②「赤道」に近い方が暑くて、極地に近い方が寒いのかどうか…
※やはり、北部が暑くて南部が寒かった。(服装でわかるかと思います)
・まとめ
気温 日本は北が寒くて南が暑い
降水量 太平洋側は夏に多くて、日本海側は冬に多い
3.<太平洋側の気候と日本海側の気候で、どうしてこのような違いができるんだろう?>
・予想
⇒ オクリンクの提出ボックスで共有
⇒ 共通点(グルーピング)・疑問点をノートにピックアップ
(オクリンク活用の詳細はコチラの記事をご覧ください)
・交流
風かな
山地などの地形が関係しているのでは?
・調べる
台風:南から来る台風によって、南西諸島は夏から秋にかけて降水量が多くなる。
季節風:冬は日本海側(北西)から強い季節風がふき、水分を多く含んだ風が山地にぶつかり、雪をふらせるから、日本海側は冬に降水量が多くなる。
夏は太平洋側(南東)から風が吹くため、夏に降水量が多くなる。
(このメカニズムは、調べただけでは理解できないと思うので、授業者が全力でメカニズムを説明してあげて下さい)
※「雲をバケツと見立てて…山にぶつかってこぼして…もう中身空っぽだよね」と説明してあげると分かり易いかもしれません。
⇒ つまり、地形と(季節)風が関係していたんだな。
時間が余れば…(活用問題チャレンジ)
4.
・復習
気候は「地形」と「(季節)風」が関係していた。
・【日本の地形図】を配布
<日本の中で年間通して降水量が少ないのはどこらへんかな?>
・考える(ムーブノートのスタンプ機能と理由(コメント機能)を使う)
※以下の画像のようなワークシートをミライシードのムーブノート上で作成してください。
・考えたことを交流する(ムーブノートの“みんなの広場”で、「なるほど!」と思ったものに“いいね”を押そう)
・みんなの意見を受けて、結論を出して、理由と共に交流
・検証(【日本の気候区分】で検証)
長野付近や瀬戸内、北海道が少ない!(四方が山で囲まれているから)
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