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みなさんはこの前のGW、どのように過ごされましたか?

 

 

私の場合は、どこに行くというわけでもなく、新しい本を買って、それを読みながら普段の生活をしていました()

 

 

でも、その本で初めての体験をしました!!

 

 

 

 

 

 

今回は伊藤潤一さんの東大金融研究会のお金の超講義という本を買いました。


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この本だけは、
思わず付箋を付けながら読むという読み方を、人生初、しちゃいました。

妻からも「『なんか付箋つけながら読んでるやん!』って思ってたわ」なんて言われちゃいました()

まぁ、付箋を付けたと言っても、3つだけなんですけどね()

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私がこの本に期待していたのは、

投資にすぐ使える知識を入れることでしたが、読んでビックリ

 

自分が期待していたような話がほとんどない!!()

 

でも、それ以上に、めっちゃ面白かったんです!!!

 

 

 

 

「これからの生き方」というか、「これからの考え方」についてメッチャ考えさせられました。つまり、「経済系」のつもりで買ったのですが、ガッツリ「自己啓発系」だったんです!

 

 

山口真由さんの「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。以来、久しぶりに【これはいろんな人に紹介したい!】と思える本と出合えたな~。って思っています。なので、ここで紹介することにしました。

 

参考記事:学校で当たり前にやっていることの「価値」や「間違い」に気が付きました。「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」山口真由 




 

 

さらに、この本は、

著者の伊藤潤一さんが若い人たちを“人間的に成長させるため”に立ち上げた『東大金融研究所』での経験をもとに書かれた本なので、

同じ“子どもを人間的に成長させる”立場である教員の自分にとっても、とても勉強になることが多かったんです。

 

 

 

 

 

 

 

自分がこの本で学んだこと


ネタバレしない程度に、自分自身の頭の整理も兼ねて、

私が付箋を付けた3ヶ所について紹介しようと思います。

 

 

 

 

まず1つ目の付箋。


ここには、「なぜ日本の子ども達は『トライすること』をやめてしまう傾向にあるのか」ということについて書かれています。

その原因の一つは、子どもが“失敗”した時に近くの大人がかける言葉の違いにあるというのです。

 

大谷選手の日本ハム時代、ちょうど怪我から復帰しようとしていたときの試合で先発として大谷選手が登板し、1回2回は乗り切ったものの、その後打線に捕まってしまい、誰もが残念としか言いようがない状況の中、かつてメジャーリーグで投手として活躍し、当時の日本ハムのピッチングコーチだった吉井理人(よしいまさと)さんが、交代を本人に伝えるとき、マウンドで大谷選手に一言声をかけたそうです。みなさんならどんな声をかけますか?

 

 

この本を読むまでの私なら

「ドンマイ!」とか「お疲れさん!」とか「また次がんばろう!」とか、そういう声をかけていたかな~と思います。

実際、日本人ならそういう声をかけるという方がほとんどなのではないかなと思います。

 

 

でも、吉井コーチが実際にかけた一言は、私の想像の斜め上を行くような一言でした。

 

それは、吉井コーチがメジャーリーグという日本とは違う環境でプレイヤーとして努力して、現地のコーチにそのような声掛けをされ続けた経験があったからこそ出た一言だったとは思うのですが、

たしかにそう声かけられたら「次も挑戦しよう!」って思えるよな~なんて思っちゃいました。

 

 

その一言は、決して世界のトップリーグのコーチだからこそ言えたことではなく、オーストラリアの少年サッカーのコーチでも同じような声掛けをするそうです。つまり、難しい一言でも特別な一言ででなく、こちらの意識次第で誰にでもまねできるような一言なんです。

 

だから、これから自分もクラスの子などが何かに挑戦して失敗した時に、

この吉井コーチなどのような声をかけられる先生であろうと思いっちゃいました。

 

 

 

 

2つ目の付箋について


2つ目の付箋は、子どもとの関わりではなく、「校務分掌」などのいわゆる“業務の仕方”についてです。

 

この本を読むまでは、仕事をする上で大事なのは「目的」を意識することだと思っていました。

 

実際、普段から“先生の仕事”を「目的」を基準に4つにグループに分けて、仕事をしてきたし、

 

 

子どもたちにも「目的」を考えて係の仕事をするように教えていました。

 

 

 

でも、この本を読んでから、自分は仕事に取り掛かるまでのことしか考えていなかったということに気付きました。

もっとわかりやすく言うと、

仕事に取り掛かってから、何を大事にすべきかということの意識がなかったな~と感じたんです。

 

 

その意識がなかったからこそ、この伊藤潤一さんの言葉を借りるなら、自分は「仕事ではなく、ただの作業をしていただけ」だったのかもしれないな~なんて反省しました。

 

そして、子どもたちにも大事なことを教え忘れてたな~なんて反省しました。

 

 

 

 

最後に3つ目。


これは、自分の学級経営というか、授業づくりの中心にしている「批判的思考力」について。

私のクラスでは、

授業中に友達の意見の後に「わかりました。」と返事させることはせず、

「わからないこと」や「おや?」と思うことを探しながら人の話を聞くように指導しています。

でも、怖気づいてなかなか質問できない子に対してどうアプローチすればいいのかということについて悩んでいたのですが、この伊藤さんのアプローチの仕方がとても参考になったんです。

 

今年度はそのアプローチを小学生用にダウンサイズさせてやってみようと思っています。

 

 

 

是非、興味がある人は読んでみてください!!



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P.S.

みなさんの「オススメの本」って何かありますか?

最近、”面白そうな本“を探すのが大変で…

みなさんのオススメの本があれば、コメント欄に書いてもらえると嬉しいです^^

 

 

 

ちなみに、私の個人的に好きというか、

尊敬できるのは、

橋本元知事や、ホリエモン、山口真由、櫻井よしこ、西村博之など、その意見が合っている間違っているは別として、“自分なりの考え”を信念もってズバズバ言うタイプの人です^^

 

 

オススメしてほしいジャンルとしては、「自己啓発系」「国際支援系」です。

ここまで読んでくださってありがとうございました!

また、今後ともよろしくお願いします!