サムネイル


1.スライド1(小さい)

[イギリスの地形図][日本の地形図]を提示・配布

普段見ている地図と何が違うかな?

   色分けされている。

何を元に色分けされていると思う?

   地面の高さ=「地形」ということを教える。

[地形図の見方]を提示・配布

スライド2

  ※青色の部分が「平地」緑色~茶色が「山地」ということも教える。

<日本の地形には、どんな特色があるといえるのかな?>

タブレット内(オクリンク上)
 ・考える(オクリンクのカードにアイデアをまとめて、提出ボックスを公開して意見交流をする)
    ⇒ 共通点・ギモン点を洗い出す

口頭で

 ・共通点や疑問点を交流する(主語が「日本」ということに留意して、日本の地形の特徴のみを板書)

   南北に長い(世界で6番目に長い国)

   山地が多くて平地が少ない

   イギリスは北の方に山地が集中していて、日本は中央に山地が集中している

背骨みたいになってるね!」と言うと、子どもの印象に残りやすいですよ。

「国土の気候の特色」の学習の時の布石になるので確実におさえる。

タブレット(ミライシードのオクリンクを使った交流の仕方の詳細はコチラの記事をご覧ください)



 ・
[世界の主な川の長さとかたむき]を提示

世界の主な川の長さとかたむき

 ・この資料からどんなことが読み取れますか?

 ●なぜ日本の川は外国と比べて短く、流れが急になるのだろう?

   →まとめ:「山地」「平地」「中央に背骨のような山脈」「川の長さとかたむき」

 


2.スライド1(小さい)

[日本の火山分布図]を提示する。

日本の火山分布図

●これは何の地図だと思う?

  →火山

●この資料からわかることは?

  全体に広がっている

  日本の中央に(背骨のように)並んでいるぞ!

  たくさんあるやん!!

・活火山の数ランキングで日本は世界で4位だということも紹介する。(世界でも有数の火山大国だ!を印象づける)

スライド3


   日本って火山いっぱいあるんやな~!

      ※このときに「“活”火山」は「噴火する可能性がある火山だ」ということも確認して危険だという意識をもたせる。

 ・活火山の例として[桜島1]を提示し、桜島(鹿児島県)を紹介する。
スライド5


 ●桜島(火山)のすぐ近くで、将来住んでみたいと思う人?

   →「いや」と答えた人に理由を聞き、火山の近くで住むデメリット(噴火の可能性)

    を確かめる。(火山灰の問題とかも出てくるかな?)→[桜島噴火]
スライド6
       ※ここの段階で「危険だから住みたくない」という気持ちをしっかり落としておくと、次の発問で“現実とのギャップ”が生まれて課題を生み出しやすくなります。



 ●実際、火山の周辺に人は住んでると思う?

    それは危険だから居ないでしょう。

 ・[桜島2]を提示

桜島2

→え!?すぐそばにたくさんの人が住んでいるやん!!!

  <なぜ火山の近くに住んでいるたくさんの人が住んでいるのだろう?>

タブレット内(オクリンク上)

 ・考える(オクリンクのカードにアイデアをまとめて、提出ボックスを公開して意見交流をする)
    ⇒ 共通点・ギモン点を洗い出す

         ※具体的なオクリンクの使い方はコチラをご覧ください

          「"発表しない"授業」にすると、苦手な子は意地でも考え、得意な子はずっと考え続けられる授業になる!



口頭で

 ・共通点や疑問点を交流するカテゴリー分けをしながら板書していく)

     [良いことがある]:発電的な・・・。温泉出る。

[趣味]:登山が好き。火山が好き。マグマを見たい。

[昔から住んでいるから]:先祖代々的な・・・      ぐらいが出てくるかなと思います。



 ・検証する


   →まとめ:「温泉」や「地熱発電」等、火山があるからこその「良いことがある」んだな

危険そうな場所でも見方を変えると良いことがあるんだな!

  ※これをしっかり落としておくと、「海津市」の単元の終盤で

「ここも、もしかしたら良いことがあるのかも!?」という
視点で考えられるようになります。
次の単元の布石となります)





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