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これまで、たくさんの人にダウンロードをしてもらい、

たくさんの人から「これは良い!」とか、「ありがとう!」という声を頂き、
教育系雑誌「教育技術」でも紹介していただいた「宿題チェックバーコードシステム」

みなさんのコメントやメッセージ、本当に嬉しかったです。

 



このシステムの基本的な使い方としては、

下準備として、バーコードを印刷しておいて、宿題のノートなど一つ一つに貼らせます。



それを、毎日、宿題を出すときにバーコードリーダーでピッとさせるだけで一覧表が完成するというものです。

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オススメというか、このシステムと相性の良いスキャナはコチラ!
※というのも、バーコードと一言で言っても色々種類があって、読み取りやすい相性みたいなんがあるみたいです。

関連記事:Tera製とSymcode製のバーコードリーダー、ぶっちゃけどっちが良いの!?



そして、みんなが帰った後、「蓄積データへ」のボタンを押して、
毎日の提出状況を蓄積していくという感じです。

そのときのパスワードは小文字で「tanokenです。

バーコードの印刷の方法など、基本的な使い方はこちらのver.1のページをご覧ください。

参考記事:教師の働き方改革:宿題チェックにバーコードを導入!

 

 

参考記事:chromebookでも使える宿題チェックバーコードシステム、作りました!




 

皆さんに使っていただいている中で、

「間違えてスキャンしたものを消せるようにしてほしい!」とか、

「色分けができたら嬉しいな!」などの色々なご要望を受け、

独断と偏見で恐縮ですが、

自分自身が「確かにそれは便利だ!!」という機能を中心に、今回実装することにしました!



完成した宿題バーコードチェッカーver.4はコチラからダウンロードしてください!
※このシステムを初めて使う方は、バーコード用のフォントも添付しているので、
 それをお使いのPCにインストールしてください。インストール方法はググって頂ければ色々出てきます!

アイコン

 

 

 

 

 

ということで、

Ver.4の新機能を紹介しようと思います!!

ver.3の詳しい説明はコチラのページをご覧ください。

 

 
ver.4

1.いよいよ実装!お待たせしました「キャンセル機能」

2.これで楽々グループ分け「色分け機能」

3.提出の催促はExcelにお任せ「提出呼びかけ機能」

 

 

 

使い方を紹介します。

 

1.「キャンセル機能」

この機能はいろいろな方から要望がありました。自分自身もあると良いな~と思いながらも、マクロ(プログラミング)の特性上、実現が難しかったのですが、

いつも使ってくださっているTADAさんという方が、アイデアをくださり、今回実装することができました!TADAさんありがとうございました!!

 

 

この“キャンセル機能”は、「キャンセルボタンがある」という訳ではありません。

「提出(〇)」のモードで、スキャンしていくときに、1回スキャンすると「〇」になり、2回スキャンすると消え、3回スキャンすると再び「〇」が表示され…

というように、奇数回スキャンすると「〇」が表示されるというようなしくみになっています。

つまり、スキャンする度に「〇」が付いたり消えたりする仕組みになりました。

なので、間違えてスキャンしてしまった場合は、もう一度スキャンすることで消えるという機能になっています。

※ただし、これは「提出(〇)」のモードのみの機能なので、

「▲」や「◎」は一度付くと消せないようになっているので、ご注意ください。

 

 

 

2.「色分け機能」

これは、私自身が必要だと思って入れた機能なのですが、4つの色分けができるようにしました。

提出が必要なもの:未提出なら赤く表示され、提出されると消えるというもの

提出不要なもの:未提出でも提出済でも色はそのままというもの
合格者:課題を全部クリアできたものを緑色にして、誰の何がクリアしているのかを区別できるようにします。

不合格者:締め切りに間に合わなかった課題を紫色にしておくことで、誰の何がまだできていないのかということがわかるようにします。

※うちのクラスでは宿題をタスク型で出していて、締め切りに間に合わず、不合格になった人が紫色になることから「チームパープル」と呼んでいます()

  参考記事:「毎日宿題を出す」は考え直すべき。「タスク型 家庭学習法」を提案します!

  


 

色分けの仕方は、まず、オレンジ色になっている表をダブルクリックします。

 

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例えば、「」にしたいときは「紫」ボタンを押します。

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そして、「」にしたい範囲を指定します。

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そして、「選択セルカラー実行」を押すと…

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他の色も同じようにやってもらえれば、できます^^

 

 

そして、戻るときには「バーコードスキャンデータ」のタブをクリック!

 

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すると、先ほど色を変えたところが変わっているという感じです^^

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もちろん、名前や番号のセルも同じように色を変えることもできます。

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3.「提出呼びかけ機能」

これは、設定したパーセンテージ(提出率)を下回った児童の名前を自動的に表示してくれるという機能です。※設定は「児童名設定用」のタブでできます。

7.5

 

宿題の催促は、学習の習慣をつけたり、自分の家での時間管理の習慣をつけたり、期日を守るという習慣をつけるためにも重要かなと思っているのですが、

どうしても担任から「〇〇さん、宿題出して!最近出してないぞ!」などの“負の声掛け”をしなくてはいけなかったのですが、

この機能を使うようになってから、その“負の声掛け”をしなくても良くなるということがメリットのように感じています。

 

実際、ここ(右側のオレンジの部分)に名前が出てきた瞬間に「やばい!」と言ってすぐ次の日には提出してくれる子もいます。()

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もし、必要ないと感じれば、このオレンジの部分を選択してDeleteキー」を押してもらうとこの表が消えるので、表示されることはなくなります。


 



宿題バーコードチェッカーver.4はコチラからダウンロードしてください!
※このシステムを初めて使う方は、バーコード用のフォントも添付しているので、
 それをお使いのPCにインストールしてください。インストール方法はググって頂ければ色々出てきます!
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今回のシステムで動作確認ができているスキャナはコチラの2機種!
※というのも、バーコードと一言で言っても色々種類があって、読み取りやすい相性みたいなんがあるみたいです。