<どんな学習をするのかな?>
・今回は「想像力のスイッチを入れよう」という説明文を読む。
●説明文を読むときに、一番意識すべき事は何?
筆者が何を言いたいのかということを考えること
⇒今回も「要旨にまとめる」ことをしよう!(5年生の命題)
・本単元でつけたい力を紹介
筆者の意見と事例の結びつきを読み取り、文章構成を捉えて要旨を把握する力
自分の知識や経験と関連づけて読み、自分の考えをまとめる力
・単元のゴールを紹介
・自分の意見文(原稿用紙1枚)を書いて交流しよう
単元計画をそれぞれ考える
①「つけたい力」と「ゴール」を踏まえて、どんな時間があれば良いかな?(考えさせる)
(※本時を抜いて最大5時間ということを子供達と共有しておく)
②考えた案を交流する。(この時点では不毛と思われる時間の案が出てきてもOK)
③制限時間数と付けたい力、ゴールの3つを踏まえて、取捨選択・統合・分割していこう
④学習計画決定(まとめ)
<筆者の主張(意見)は何かな?>
※文章構成もこの時間に入れてしまう
<筆者は自分の主張を支えるためにどんな事例を用いてるのかな?>
※要旨をまとめる(100字~150字)もこの時間に入れてしまう
<自分の考えは?>
<交流>
2.
<筆者の主張(意見)は何かな?>
●主張の見つけ方は?(「ことばの意味が分かること/見立てる」の既習の確認)
最初と最後に書かれていることが多い
繰り返し同じことを言っている
・読む(①~⑯のどこに主張が書かれているのかという視点で読む)
・考える
・交流する
⇒情報を受け取る側は「想像力のスイッチ」を入れる努力をしなければならない。
●文章構成はどうなっているんだろう?
「言葉の意味が分かること」や「固有種が教えてくれること」と違う。
いつもは始めと終わりに主張があったのに、今回は終わりだけだ。
⇒「尾括型」だと教える。(それに対して「固有種」などは「双括型」)
(⑮、⑯に結論が書かれていて、①~⑭にそれを支える事例がある)
3.
・復習
筆者の伝えたいことは「情報を受け取る側は『想像力のスイッチ』を入れる努力をしなければならない。」ということ
<筆者はこの自分の主張を支えるためにどんな事例を用いてるのかな?>
・①~⑭を3つのブロックに分けよう。
・音読(①~⑭をどう3つに分けるかという視点で読む)
・交流する(これは簡単なので、すぐにできるかと思います)
①~④ マラソン大会の事例
⑤~⑥ 図形の見え方の事例
⑦~⑭ サッカーチームの監督就任についての報道の事例
●①~⑭を更に大きく、2つに分けるとすると、どう分けたら良いかな?
・考える
マラソンと図形の事例で1つのくくり。(①~⑥)
⇒与えられた情報を事実の全てだと受け止めてしまうと間違った思い込みに陥りかねない。
サッカーチームの事例で1つのくくり。(⑦~⑭)
⇒ 情報を受ける側の考え方として、「事実か印象か」「他の見方は?」「隠れてるものは?」という意識を持つことが大切。
・まとめ
与えられた情報が全てでは無いということを示すためにマラソンや図形の事例を出し、
受ける側の意識を示すためにサッカーチームの事例を出した。
●つまり、この「創造力のスイッチを入れよう」の要旨は?
「情報を受け取る側は『想像力のスイッチ』を入れる努力をしなければならない。」それは、与えられた情報を事実の全てだと受け止めてしまうと間違った思い込みに陥りかねない。そうならないために、情報を受ける側の考え方として、「事実か印象か」「他の見方は?」「隠れてるものは?」という意識を持つことが大切。(147字)
4.
<筆者の主張に対する自分の意見は?>
・書く(筆者の意見に対してどう思うか。は何か…)
①共感したこと疑問に思ったこと
②自分の知識や経験したことを基にした考え
③今後、メディアとどのように関わっていくか
5.
<交流しよう>
・交流についての説明
交流したあと、ふり返りとして以下の2点を書くことを予告しておく。
①
誰の意見文に納得できたのか。何が他の人と違ったのか。
②
「付けたい力」について
・交流(友達の作文を見て回る)
・振り返り
①
誰の意見文に納得できたのか。何が他の人と違ったのか。
②
「付けたい力」について
コメント