私は、あまり読書が好きなタイプではありませんが、
社会人になってから、本はできるだけ読むようにしています。
私のポリシーというか、行動基準は「生産性」なので、
「自分の仕事」にプラスになりそうな本、
若しくは「自分の生き方」にプラスになりそうな本しか読みません。
だから、「人生論」とか「自己啓発本」と言われるジャンルや、
「金融・経済・ビジネス系」の本、そして「エクセル関連」の本をよく読みます。
でも、この手の本って「面白そう!」と思って買っても、
タイトルで釣られただけやった…ってことがしばしば…
だから、個人的に「これが面白かった!」とか「読む価値があった!」とか、
「人に紹介したい!」と思える本だけを紹介していこうかと思います。
もちろん、ネタバレにはならないように気を付けながら、
でもその本の面白さであったり、魅力であったりを紹介しようと思います。
記念すべき第一号として紹介しようと思うのが、
山口真由「天才とは努力を続けられる人のことであり、それには方法論がある。」
という本です。
これは、端的に言うと
努力をしようとしても、それが続けられない人の原因の分析と、
だからどうすればいいのかという提案が書かれている本です。
実際、その部分だけでも「なるほどね~」ってなったんですが、
でも、私が感心したのはそこではなくて、
この本を読んでいると、
今、当たり前のように学校でやっていることの価値の再認識であったり、
逆に今学校でやってしまっている間違っている事に気づかされたことに感動したんです。
具体的に言うと、
例えば私はこれまで、「音読」の宿題に対しては、
「ただ読むだけで何の意味も無いやろ!」って色々な人に言って回るぐらいの音読反対論者だったのですが、
実はこれ、「“ただ読むだけ”ということに意味があった」ということに気づかされたんです。
でも、その「音読」の「ただ読むだけ」のもつ意味がわかったからこそ、
これまで「音読」は国語の宿題という固定概念から
「国語の教科書」だけに限定してしまっていたことを反省することもできました。
だから来年度は国語だけでなく、それこそ社会の教科書や理科の教科書など、
“最適のタイミング”で「音読」させることも考えていこうと思うようになりました。
その他にも、
「自学」という宿題を課しているのですが、
私はこれを「“苦手克服”のために、『自分の課題となっている部分』や『できなかった部分』に焦点を当てて学習しよう!」と子どもたちに声をかけていたのですが、
それよりも、もっと違う使い方をすべきだったかもしれない…と考えるようになりました。
だから、来年度は今年度とは違う使い方をしてみて、子どもたちの反応や成長を見てみようと思います!!
もし、反応が良かったり、効果がありそうな感じだったら、また紹介しますね^^
また、これは教員の仕事とは離れていきますが、
「周りの人を『4つのグループ』に分類して関わっていくと、自分にとってプラスが生まれやすい」とか、
「努力の“8対2”の法則」など…
これから生きていく上で、なかなか面白い視点だな~と感じることも多々ありました。
全部230ページ程度の新書なので、読書嫌いの私でも割と負担なく、
でもなかなか中身の濃い本でした^^
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