※改訂版をアップしました。2022/2/10
令和3年度(2021)ver.
自然災害を防ぐ~災害大国・日本での「自助・共助・公助」とは?~
(指導案・発問・ワークシート)
http://shakainomado.blog.jp/archives/36974022.html
1.
これからは「災害」について学習していくということを伝える。
<日本の災害のようすは?>
・[日本で近年起きた自然災害]を提示・配布
・[日本地図(白地図・都道府県名入り)]を配布
・色塗りをさせる(15分)
・気づいたこと
毎年のように災害が起こっているんだな
どこでも起こっているんだな
・本当にどこでも起こっているのか確かめよう!⇒[スライド]提示
(パワポデータのダウンロードはコチラ)
※そのままクリックすると文字化けしたページが表示されます。
※面積の違いにも触れて、日本はとても小さい国なのに巨大な国と同じぐらいの災害が起こっている=同じくらいの規模の大きさにすると、ぶっちぎりの1位になってしまう!!!
⇒ 「日本=災害大国」と世界では言われているということを確かめる
≪自然災害から私たちの生活を守るために、大切なことは?≫
2.
・前時ではどのような災害を学習したのか想起させる
台風・洪水、噴火、大雪、地震(津波)
砂防ダム⇒土砂崩れを防ぐ施設
河川防災ステーション・放水路(首都圏と鞍月小)⇒増水したときに役立つ施設
ラッセル車⇒大雪が起きたときの復旧に役立つ
・国や地域がいろいろな防災施設を準備しているということを理解させる。
<国や自治体が取り組んでいるのはこのような施設や機械だけだろうか?>
・予想
・検証
避難できるように情報を発信できるようにしている。
防災意識を高めるために防災訓練などの啓蒙活動をしている。
●自分の校区には自然災害の被害を防止するためのものはあるのだろうか?
⇒[校区のハザードマップ]を提示して、色々準備されていることを確かめる。
⇒自治体や国のハード面とソフト面の対策をすべてひっくるめて「公助」という
・まとめ
国や自治体では、防災のための施設を作っている
〃 避難できるように情報を発信できるようにしている
〃 住民への啓蒙活動をしている
3.
・『公助』については前時に学習した。
●これだけ準備されていたら、もう自分たちは何もしなくても大丈夫だね?
⇒違う。
<自然災害から身を守るために、私たちには何ができるのだろうか?>
・予想(「自助」・「共助(互助)」に分けて板書 ※この段階では板書で明記しない)
公助以外に自助・共助(互助)というものがあるんだ!
※互助は共助の一部と捉える考え方もあるということを紹介しておく。
大規模災害の時は公助が期待できないんだ・・・
・みんなが予想で出していた事って?
自助ばっかりだったな・・・
●感じたことは?
「自分達の身は自分達で守る!」と言うことが大事なんだな!
普段から近所の人と関わっておくって大事なんだな。
勤務校は教育出版の教科書を使用しています。
今回の自然災害の単元の導入資料として「自然災害による被害金額」という円グラフがありました。
日本は国単独で約17%、その他は地域別となっており、日本がいかに災害に大きな被害を受けているかを感じられるよい資料でした。
単位がお金というところも子どもにとって切実さを突きつけるようでした。
私はここから自然災害の調べ学習と、その報告会をグループごとに行い、自然災害と自然環境の繋がりについて考えさせ、減災や3助の視点を教えて授業を終えました。
長くなってしまいましたが、いつも読ませていただいているので、私もプチ実践報告させていただきました。
駄文失礼しました。
神奈川県公立小教諭さん
いつも見てくださりありがとうございます!
被害金額ですか!それは良い資料ですね!
子どもたちもお金ならすごく身近な問題だから一気に親近感というか、自分事として捉えさせ易い上、被害の規模もイメージしやすいですね♬
良い資料だと思います!私もそのアイデア、今度やるときは使わせて頂くかもしれません♬
今回、なぜ自分が白地図と年表を使ったかというと、
日本が「災害大国」と言われている所以。
つまり、日本の至るところで大きな災害が頻繁に起こっていて、
酷いところだと何回も被災していて…
私が住んでいる石川県もしかり、そのほかの都道府県、どこを見てもいわゆる安全地帯がない。だから災害大国と言われているんだ!ということを導入でインパクトを与えたくて、そうしました。
教材は結局一長一短なので、
教師が何を残したいかということで教材を選ぶ必要がありますね!
貴重なご報告、ありがとうございました!
また、面白いものがあったら教えて下さい♬
また、今後ともよろしくお願いします\(^o^)/