1.導入
国際連合で開かれたサミット(国際会議)で、各国のリーダーによって決められた世界共通の目標としてSDGs(持続可能な開発目標)が決められた。⇒ [SDGs]提示
簡単に言うと、「世界中の人がハッピーになるようにするための目標」です。
2.展開
これからアフリカ・ケニアのワンガリ・マータイさんの話を読んで、<世界中の人々がハッピーになるようにするためにはどうすることが良いのか>ということを考えていきましょう。
[緑の闘士 -ワンガリ・マータイ-]を範読する。
●ケニアの人々は自分たちの国をより良くするための作戦として2つの作戦が対立している。どういう作戦とどういう作戦?
他の国に負けないような経済を発展させること
自然(環境)を守ること
・ケニアはどういう結論を出すべきなのか、[SDGs]も参考にしながら考えて、その後、討論していきましょう。⇒[SDGs]を配布して考えさせる。
討論(質問や反論を促す。親にも意見があれば入ってきてもらえるように発言を促す)
経済派と環境派に分けて板書
※資料が環境派のスタンスなので環境を大切にすべきだという方向に行くかと思います。
●世界の環境を守るために、ケニアの人々には我慢しなさいっていうこと?アイコンの10「人や国の不平等をなくそう」に反しないか?
・自分の今の振り返りを書かせる
3.終末
・ホームステイに行った場所(ウポル島[東側の島]南部)の紹介(ものすごく自然が豊か)
・サモアの首都(アピア:ウポル島[東側の島]北部)の紹介(めっちゃ都会)
※日本:港を作ったり、橋を作っている
中国:空港を作った
その他各国が色々な開発支援をした結果。
・サモア現地の人たちの話を紹介
ホームステイ先の女性マタイ(リーダー)の話
各国の開発援助はとても嬉しい。開発は大切。子ども達をどんどん教育していくことも大切。もっと便利な生活になっていくことが幸せになると思う。
サバイイ島[西側の島](ウポル島よりももっと自然が豊かな島)の男性マタイの話
各国の開発援助してくれたことに対して感謝はしている。でも、要らない。俺たちは毎日ゆっくり家族と一緒に過ごすことができれば幸せ。そのためには今の環境(道ばたにたくさんの食料があることや豊かな海があること)が大切。開発されれば自然が壊れる。俺たちには俺たちの生活があるんだ。
これを機会に、「世界中の人がハッピーになるようにするため」にはどうしたら良いのかということを、自分で考えることも良いだろうし、また家族と一緒に考えてみるのも良いかもしれませんね。
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