今、目の前にいる子どもたちは、平均寿命まで人生を全うできたとしたら、2100年ごろまで生きることになるんですよね。

 

そして、この子たちが一番の働き盛りになるのは2040年ごろ。

このころは、Singularityとよく言われていますが、

AIと人間の能力が拮抗してきて、いろいろな変化が起こる時期だといわれています。

 

そんな時代を生きていく子どもたちには、どんな時代になっても生き残るためのスキルを身に着けておく必要があります。

 

 

では、どんなスキルが必要になってくるでしょうか。

 

一つは以前にも紹介した「批判的思考力」です。詳細は以下の記事をご覧ください。

 

 

 

でも、自分の記事を自分で否定するつもりはありませんが、

これはあくまでも「思考力」であって、

とても大事なことであることには間違いありませんが、

これだけでは生きていくことはできません。

 

 

 

では、「批判的思考力」以外にどんな力が必要になってくるのでしょうか。

 

結論から言うと、

 

 

 

「“Try & Error”が当たり前のようにできるようにしてあげること」です。

 

 

 

どういうことか。

 

今の子どもたちは、

「やるからには成功しなければいけない。成功する可能性が低い場合は、そもそもやらない方が良い」

という考え方の子が多いような気がします。

 

 

実際、私自身、今のクラスの子どもたちを見ていると、

真面目な子ほどその傾向にあるように感じます。

 

 

 

 

 

おそらく、その子たちはこれまで割とずっと失敗なく成長してきて、おそらくその「成功」に対して周りの人たちが評価をしてきたからこそ、

「失敗すること」自体が怖かったり、失敗した時の周りの人たちの反応を想像したりすると、

どうしても「失敗する可能性があるもの」に対して躊躇してしまうことになっているのだと思います。

 

 

 

 

しかし、

この新しいことに挑戦することに躊躇すること・絶対成功しなくてはいけないという感覚は、

これからSingularityの時代を生きていくことになる子どもたちにとっては、

なかなかの致命的なことになりかねません。

 

 

 

 

 

では、そんな子どもたちに学級担任は何ができるのか

 

「挑戦することの大切さ」を説く教師は多いと思います。

でも、「成功できること」に挑戦しても意味がないんですよね。

そもそも、「成功するだろう」と思えることに挑戦して“成功”したとしても、

それって本当に成功したとは言い難いですよね。

(6年生が1+1の計算に挑戦するようなものですから…)

 

 

 

大切なのは、「Try & Error」なんですよね。

Errorを経験することで初めて「改善しよう」とか「何がいけないのかな?」という批判的な思考が生まれます。

これが「成長」であり、その思考が「これからの力」になっていくんですよね。

 

 

 

だから、ただ単に「挑戦が大切だ!」と言うのではなく、

失敗できることに挑戦することが大切なんだ!」ということを、

言葉だけでなく、普段の学校生活において要所要所で伝えてあげられると

子どもたちは変わってくるかもしれません。

 

 

 

私自身、2学期は「トライ&エラー」というテーマを子どもたちと共有し、学校生活をすごしていこうと考えています。