６年　わたしたちのくらしと日本国憲法　指導案（単元計画） : 小学校社会ノマド～小学校社会科授業・指導案データベース～

マイナーチェンジしました。

マイナーチェンジ（2018）ver.
　「６年公民　わたしたちのくらしと日本国憲法　指導案（単元計画・発問・ワークシート・資料）2018年度ver.」
　　　　　　⇒ http://shakainomado.blog.jp/archives/28323829.html

１．＜日本の「よさ」ってどんなことがあるだろう？＞

・考えてノートに列挙

・交流（平和主義・国民主権・基本的人権の尊重に分類しながら板書）

・３つの言葉を紹介

　　基本的人権の尊重

　　平和主義

　　国民主権

●どうして日本はこのような国になったのだろう？

　　日本国憲法の存在

●みんなが挙げた日本の「よさ」と関係している部分はあるかな？色分けしよう！

　　　　　　↓

・[日本国憲法前文]を提示・配布

≪これから、憲法とわたしたちのくらしとどのように関係しているのかを調べていこう≫

２．

　・日本国憲法が大切にしていることを確認

　　　平和主義、国民主権、基本的人権の尊重

　・今回扱うのは基本的人権！

　・基本的人権というのは、例えばどんなことでしたか？

　　　思想や学問の自由、男女平等　など

　・[基本的人権の尊重（ことば）]を提示して確認

・具体例として[国民の権利]を提示

　●どんな人の基本的人権が尊重されるのですか？

　　　全国民

　・国民にはどんな人が居るだろう？

　　　障害者、高齢者、子供、大人、赤ちゃん　など

＜すべての人の基本的人権も尊重するために、社会にはどんな仕組みがあるのかな？＞

　・これまでの生活経験を生かしてノートにピックアップ

　・交流

　　　ソフト面とハード面に分けて板書

　・憲法には国民の権利だけでなく、それを支えるために「国民の義務」も規定されている。

　・「基本的人権の尊重」を巡る問題が実はおこっている。

　　　→[延命措置撤去　新聞記事]を提示

　※この事件の論点（図解）を板書しながら事件の概要を説明する
（１５年植物状態（意識不明）の妻を夫が治療中止を決断。まもなく死亡。）

　・この「安楽死」について、どう思う？

　・その他にも

　・「安楽死」について。アメリカでは安楽死を認めている州がいくつかある。この方は脳腫瘍で治る見込みはなく、激しい頭痛を抱えている。そのため、彼女は苦しみながら生きるよりも、死を選んだ。これを「安楽死・尊厳死」という。

　●日本でも実際、意見が分かれていることが起こっている。→[ＮＩＣＵ]を提示

例えば、生まれたての赤ちゃん。しかし、生まれもった障害や病気などで延命治療をしても、余命あと数時間。その際、両親が「色んな器具や装置が取り付けられ、苦しそうでかわいそうだから治療を中止してくれ。」と医師に治療中止を要求され、治療を中止することがある。もちろん、その赤ちゃんはまもなく死亡。このことについて、「健康で文化的な生活を営む権利（生存権）」という観点で、憲法違反だという大人と、これは憲法違反ではないという大人で意見が分かれている。みんなはどう思う？

（課外）新聞を読んで…（ワークシート）

３．

　・日本国憲法が大切にしていることを確認

　　　平和主義、国民主権、基本的人権の尊重

　・今回扱うのは国民主権！→[国民主権]提示